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1973年、バンコク生まれ。中学を卒業後に渡米し、ニューヨークのクーパーユニオン大学で美術を学ぶ。同大を卒業しグラフィックデザイナーとして働いた後、98年にタイへ帰国。2000年に2冊の短編小説集を出版し、ともにベストセラーを記録。以後、作家、評論家、脚本家、アーティスト、グラフィックデザイナー、そしてミュージシャン、作詞家などとして、幅広く活躍している。
2002年、短編集『Probability』で、タイの最も権威ある文学賞である「東南アジア文学賞」を受賞した。同年、初の長編小説「Chit
tak!」を発表。そのサウンドトラックというコンセプトのもと、音楽ユニット「BUAHIMA」を結成して、2002年秋にアルバム「Chit
tak!」をリリースして反響を呼ぶ。2008年には別ユニット「TYPHOON BAND」を結成し、ファーストアルバム「Naming
Of A Storm」を発表した。
興味の範囲は広く、日本のアニメや茶道にも造詣が深い。日本各地の旅行経験は豊富。2002年から日本にマネージメント拠点をもうけ、さまざまな活動を開始。2003〜2007年まで雑誌『EYESCREAM』にてエッセイを連載。『地球で最後のふたり』の原作本(2004年)がソニー・マガジンズから、短編小説集『鏡の中を数える』(2007年)、エッセイ集『座右の日本』(2008年)がタイフーン・ブックス・ジャパンから、それぞれ刊行された。また、2008年5月より『Esquire』誌でエッセイを連載中。
これまで脚本を手がけた映画に『地球で最後のふたり』『インビジブル・ウェーブ』(ともに、ペンエーグ・ラッタナルアーン監督 浅野忠信・主演)がある。 |
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